東京株式(前引け)=続落、朝安後に買い戻され乱高下
17日前引けの日経平均株価は前営業日比78円70銭安の1万6923円34銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は14億663万株、売買代金概算は1兆9288億5000万円。値上がり銘柄数は1043、対して値下がり銘柄数は1055、変わらずは68銘柄だった。
きょう前場の東京市場は前日に続いての乱高下。朝方は前日の米株暴落を受け売り優勢で始まり、日経平均は一時600円を超える下げをみせたが、米株価指数先物を横目にその後は先物を絡めたショートカバーで急速に切り返しプラス圏に浮上、一時500円強上昇する場面もあった。しかし、上値では戻り売り圧力が意識され、買い戻し一巡後は再びマイナス圏に沈んでいる。前引け時点の売買代金は1兆9000億円台と高水準。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>、武田薬品工業<4502>なども安い。東京エレクトロン<8035>も売りに押された。資生堂<4911>も冴えない。ミサワ<3169>、前田道路<1883>が急落、UTグループ<2146>も大きく値を下げた。半面、ソニー<6758>が売買高をこなし高く、任天堂<7974>も上昇、トヨタ自動車<7203>も買いが優勢。エニグモ<3665>がストップ高に買われ、ブイキューブ<3681>も活況高。RPAホールディングス<6572>も上昇した。