ミズホメディーが急反発、非開示としていた20年12月期予想は減収減益もアク抜け感強まる
ミズホメディー<4595>が急反発している。19日の取引終了後、非開示としていた20年12月期の業績予想について、売上高61億円(前期比5.1%減)、営業利益8億2900万円(同25.4%減)、純利益6億2000万円(同29.1%減)を見込むと発表。減収減益見通しだが、株価は直近で下値模索の展開にあり、見通しが示されたことでアク抜け感が強まっているようだ。
19年12月期決算発表時に、インフルエンザの流行が異例の低水準で推移しており、その後の流行の推移を予測することが困難であるとして業績見通しを非開示としていたが、19/20年シーズンのインフルエンザの流行が収束に向かいつつあり、第1四半期のインフルエンザ検査薬の売り上げが前年同期に比べて大幅に減少したことから、減収減益を見込む。なお、期末一括配当は前期比9円減の20円を予定している。