高千穂交易が３日続落、２０年３月期業績予想を下方修正
高千穂交易<2676>が３日続落している。１９日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を２２１億円から２０８億６０００万円（前期比４．９％増）へ、営業利益を１２億円から７億６０００万円（同２３．２％減）へ、純利益を８億円から２億円（同５９．３％減）へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、一部製品の調達や移動制限に伴って営業活動に支障が出ていることに加えて、タイ子会社ガードファイア社で継続的な原油価格の低迷や石油化学製品需要の鈍化で新規プラント建設が停滞していることなどが要因としている。なお、未定だった期末配当は前年同期並みの１２円にするとあわせて発表しており、年間配当は２４円（前期２４円）となる予定だ。