★本日の【イチオシ決算】 スルガ銀、アクセル、パスコ (3月25日)
1)本日(3月25日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【スルガ銀 <8358> 】 ★今期経常を43%上方修正、2期ぶり復配へ
◆20年3月期の連結経常損益を従来予想の305億円の黒字→435億円の黒字(前期は743億円の赤字)に42.6%上方修正。シェアハウス関連融資債権の譲渡に伴い、貸倒引当金戻入益89億円が発生することなどが利益を押し上げる。
併せて、従来未定としていた期末一括配当を5円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。
● サプライズな決算発表・業績修正
アクセル <6730> ★今期経常を2.8倍上方修正
◆20年3月期の連結経常損益を従来予想の1.8億円の黒字→5億円の黒字(前期非連結は16.5億円の赤字)に2.8倍上方修正。パチンコ・パチスロ機向け製品でメモリーモジュールの販売が想定より大幅に伸びることが寄与。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成金収入1億円を計上することも利益を押し上げる。
パスコ <9232> ★今期経常を一転9%増益に上方修正、配当も10円増額
◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→30億円に15.4%上方修正。従来の5.7%減益予想から一転して8.8%増益見通しとなった。国内公共部門の受注が好調で、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は無配)に大幅増額修正した。
セキチュー <9976> [JQ] ★前期経常を一転32%増益に上方修正
◆20年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億6000万円→5億4500万円に51.4%上方修正。従来の13.0%減益予想から一転して31.6%増益見通しとなった。既存店売上高が堅調に推移するなか、人件費や水道光熱費などの削減で採算が大きく改善した。
■引け後発表
◆本決算:
<9976> セキチュー [JQ]
◆第1四半期決算:
<6664> オプトエレ [JQ]
◆第2四半期決算:
<2484> 出前館 [JQ]
合計3社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース