本日注目すべき【好決算】銘柄 スルガ銀、アクセル、パスコ (25日大引け後 発表分)

注目
2020年3月26日 7時01分

25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

スルガ銀 <8358>   ★今期経常を43%上方修正、2期ぶり復配へ

◆20年3月期の連結経常損益を従来予想の305億円の黒字→435億円の黒字(前期は743億円の赤字)に42.6%上方修正。シェアハウス関連融資債権の譲渡に伴い、貸倒引当金戻入益89億円が発生することなどが利益を押し上げる。

併せて、従来未定としていた期末一括配当を5円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

アクセル <6730>   ★今期経常を2.8倍上方修正

◆20年3月期の連結経常損益を従来予想の1.8億円の黒字→5億円の黒字(前期非連結は16.5億円の赤字)に2.8倍上方修正。パチンコ・パチスロ機向け製品でメモリーモジュールの販売が想定より大幅に伸びることが寄与。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成金収入1億円を計上することも利益を押し上げる。

パスコ <9232>   ★今期経常を一転9%増益に上方修正、配当も10円増額

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→30億円に15.4%上方修正。従来の5.7%減益予想から一転して8.8%増益見通しとなった。国内公共部門の受注が好調で、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は無配)に大幅増額修正した。

セキチュー <9976> [JQ]  ★前期経常を一転32%増益に上方修正

◆20年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億6000万円→5億4500万円に51.4%上方修正。従来の13.0%減益予想から一転して31.6%増益見通しとなった。既存店売上高が堅調に推移するなか、人件費や水道光熱費などの削減で採算が大きく改善した。

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