マザーズ先物概要:大幅反発、新型コロナ関連株が賑わい、先物にも買い戻し(4月2日)

市況
2020年4月2日 15時50分

2日のマザーズ先物は前日比24.0pt高の600.0ptと大幅に反発して終了した。高値600.0pt、安値は579.0pt。取引高は2994枚。

本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や日経平均の続落など外部環境の不安定が警戒されたものの、オンライン診療関連など新型コロナウイルス関連銘柄が賑わったことから、マザーズ先物にみ買いが波及し、大幅に反発した。ただ、新型コロナの感染者は世界的に増加基調にあり、国内でも首都封鎖に対する警戒感も根強く残っている。市場では「きょうのマザーズ市場は、新型コロナ関連株への期待感が強かった。あすはどういう反応になるのか見通すのは難しく、動くものに付く投資家が多い」との声が聞かれた。一方、指数寄与度の高いメルカリ<4385>、フリー<4478>、ラクス<3923>といった時価総額上位銘柄は軟調に推移しており、市場では「直近の下げに対する買い戻しが主体で、戻りの鈍さが意識されれば、再び下げに転じる」との見方もかり、自律反発の息を抜け出ていないようだ。本日のマザーズ市場では、前日に引き続き遠隔医療関連に資金が向かい、MRT<6034>は前日比300円(+22.40%)高の1639円、Welby<443>も前日日300円(+22.24%)高の1649円とともにストップ高まで買われた。

《FA》

提供:フィスコ

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