日経平均は132円高でスタート、富士フイルムや武田が堅調/寄り付き概況

市況
2020年4月3日 9時52分

日経平均 : 17951.44 (+132.72)

TOPIX  : 1335.82 (+5.95)

[寄り付き概況]

3日の日経平均は前日比132.72円高の17951.44円と大幅に反発で取引を開始した。2日の米国市場では、トランプ大統領がツイートで、ロシアとサウジアラビアが減産する見込みだと伝えたことで原油相場が急騰。過度のリスク回避姿勢が和らいだことで主要株価指数は揃って反発した。ただ、原油相場の急伸は安心感にはつながるだろうが、幅広いセクターへの支援材料にはなりづらく、今後の株価反応は限定的とみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の18080円であり、本日の日経平均はまずはこれにサヤ寄せする格好となり、反発スタートとなった。その後は上げ幅を拡大し、一時200円を超える上げ幅での展開となっている。

業種別では、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙、陸運業などがプラスで推移している。売買代金上位では「アビガン」増産にむけ調達先を増やすと伝えられた富士フイルム<4901>や、同薬原料の新たな調達先に決まったと報じられたデンカ<4061>の上昇が目立つほか、任天堂<7974>、資生堂<4911>、武田<4502>など全般堅調に推移。

《US》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.