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「人工呼吸器」が18位にランクイン、新型肺炎で世界的に必要性高まる<注目テーマ>

特集
2020年4月3日 12時23分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工呼吸器」が18位とにわかに上位にランクインしてきた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、治療に用いられる人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO=エクモ)の需要が高まっている。政府は既に人工呼吸器やエクモの増産に補助金を出すことを決めており、きょう付けの読売新聞では、「国立大学病院で人工呼吸器などの導入支援やエクモに対応できる人材の育成を進めるほか、人工呼吸器やエクモの生産体制を増強した企業には補助金を支給する」と報じている。政府が近くまとめる経済対策に盛り込まれるもようだ。

米国でもトランプ大統領が3月27日、ゼネラル・モーターズに対して人工呼吸器を生産するよう命令したが、4月2日にもゼネラル・エレクトリック(GE)など6社に対して、人工呼吸器の増産を命令した。新型肺炎の世界的な感染拡大で人工呼吸器やエクモが不足するとの懸念が各国で強まっており、これが企業に増産を促す動きにつながっている。

これを受けて、株式市場でも人工呼吸器やエクモに関連する銘柄への関心が高まっている。この日は、先日に米国で人工呼吸器を増産すると発表した旭化成<3407>やエクモでトップシェアを占めるテルモ<4543>などが堅調。帝人<3401>やフクダ電子<6960>もしっかりの動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS

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