ダイトが続急伸、第3四半期の2ケタ増収増益と記念配当実施を好感
ダイト<4577>が続急伸している。14日取引終了後に発表した20年5月期第3四半期累計(19年6月~20年2月)連結決算が、売上高343億7200万円(前年同期比13.1%増)、経常利益46億4200万円(同23.7%増)と2ケタ増収増益を達成したことが好材料視された。
原薬製造で血圧降下剤や消炎鎮痛剤などのジェネリック医薬品向け原薬、仕入れ商品の販売が好調だった。また、製剤も自社開発のジェネリック医薬品や製造受託などが伸びた。第3四半期累計の経常利益は通期計画(47億5000万円)にほぼ到達しており、業績上振れが期待される。併せて、上場10周年記念配当6円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の40円から46円(前期は38円)に増額修正しており、これも好感されたようだ。