タカキタが大幅反落、20年3月期業績は計画下振れ
タカキタ<6325>が大幅反落している。17日の取引終了後、集計中の20年3月期単独業績予想について、売上高が73億円から64億3200万円(前の期比10.0%減)へ、営業利益が6億6000万円から3億7900万円(同40.0%減)へ、純利益が4億5000万円から2億6200万円(同39.2%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
主力の農業機械事業で牧草・ワラ梱包作業機の販売増や集草作業機の新製品投入効果があったものの、畜産クラスター事業による導入遅れが続くなかで大型飼料収穫機「細断型」シリーズの販売が減少したことや、初夏の天候不順や大型台風の影響、降雪不足による除雪作業機の販売減少などが響いたという。また、中国・韓国向け輸出の減少や資材高騰なども影響したという。