クリエイト・レストランツ・ホールディングス---20年2月期は2ケタ増収、既存店が好調に推移

材料
2020年4月22日 18時12分

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は21日、2020年2月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比16.8%増の1,393.28億円、営業利益が同12.4%減の34.83億円、税引前利益が同15.4%減の31.18億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同3.2%減の12.78億円となった。

商業施設や繁華街・駅前立地へそれぞれの専門業態を計画的に出店し、グループ全体では43店舗の新規出店、56店舗の退店を実施した。また、連結会計年度末における業務受託店舗等を含む連結店舗数は1,149店舗となった。

CRカテゴリーの売上収益は518.43億円となり、連結店舗数は569店舗となった。既存店が好調に推移した。また、しゃぶしゃぶ業態やデザート業態等の出店により、15店舗の新規出店、24店舗の退店を実施したほか、M&Aにより124店舗が増加している。

SFPカテゴリーの売上収益は402.16億円、連結店舗数は275店舗となった。海鮮居酒屋「磯丸水産」を中心に既存店が好調に推移した。「磯丸水産」を都市部に加え熊本県や長野県等へ出店したことにより、11店舗の新規出店、16店舗の退店を実施したほか、M&Aにより41店舗が増加している。

専門ブランドカテゴリーの売上収益は391.98億円、連結店舗数は251店舗となった。ベーカリー業態やイタリアン業態等が引き続き好調に推移した。KRホールディングス社が「あずさ珈琲」、YUNARI社が「つけめんTETSU」、イートウォーク社が「AWキッチン」等、11店舗の新規出店、10店舗の退店を実施したほか、M&Aにより53店舗が増加している。

海外カテゴリーの売上収益は89.62億円、連結店舗数は54店舗となった。海外初のM&Aとしてイルフォルナイオ社のグループ入りによる貢献があった。シンガポールや香港にて「抹茶館」等を出店し、6店舗の新規出店、6店舖の退店を実施したほか、M&Aにより20店舗が増加している。

2021年2月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としている。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表するとしている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.