エレマテック---20年3月期は前期比減収も、業績予想の上回りにより増配を発表

材料
2020年4月27日 14時48分

エレマテック<2715>は23日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比4.2%減の1,756.54億円、営業利益は同24.8%減の47.65億円、経常利益は同27.3%減の44.99億円、親会社に帰属する当期純利益は同3.0%減の32.63億円となった。

減収減益となったものの、多種多様な商材の取扱いにより幅広いビジネス領域をカバーし、市場の変化にも機敏に適応できる同社の特徴が発揮され、新型コロナウイルスの感染拡大の影響下においては底堅く推移した。

2021年3月期第1四半期の連結業績予想については、売上高が前年同期比3.7%減の410.00億円、営業利益が同22.8%減の9.00億円、経常利益が同22.3%減の8.50億円、親会社株主に帰属する四半純利益が同26.7%減の6.00億円を見込んでおり、引き続き底堅く推移するものとして大きな混乱は見込んでいない。通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大が、同社グループの事業環境に大きく影響を及ぼしており、現段階では合理的な業績予想の算定が難しい状況であることから、公表を見送るとしている。

また同日、2020年3月期連結業績が予想を上回ることとなったことから、2020年3月期の期末配当予想を1株当たり14.00円から15.00円に増配することを発表した。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.