5万円以下で買える、財務健全・低PBR 16社【東証1部】編 <GW特集>

特集
2020年5月5日 16時00分

新型コロナウイルス感染拡大による全体相場の急落で、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では324社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成される。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)株主資本比率が60%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる16社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)

なお、6日(水)16時に「5万円以下で買える、財務健全・低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本  実績

コード 銘柄        金額   比率   PBR

<5912> OSJBHD   23100   62.5  0.82

<6319> シンニッタン   24500   80.2  0.29

<5363> TYK      28800   67.2  0.44

<5408> 中山鋼      36400   67.0  0.24

<7762> シチズン     36600   62.5  0.45

<5985> サンコール    38600   70.2  0.33

<9412> スカパーJ    39800   60.3  0.53

<6853> 共和電      40300   67.9  0.69

<1914> 日基技      40800   74.0  0.45

<6826> 本多通信     40900   76.0  0.82

<9995> グローセル    42000   69.5  0.44

<5358> イソライト    43000   67.7  0.74

<8018> 三共興      44700   70.0  0.50

<6140> 旭ダイヤ     46500   80.3  0.45

<4620> 藤倉化      47600   64.6  0.45

<8118> キング      47800   87.1  0.41

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※直近予想が最終赤字、無配の企業は除いた。

★2日~6日に「ゴールデンウイーク特集」を一挙、“29本”配信します。ご期待ください。

→→ 「ゴールデンウイーク特集」の記事一覧をみる

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