7日の株式相場見通し=売り優勢、米経済指標の落ち込み警戒

市況
2020年5月7日 7時44分

7日の東京株式市場は、売り優勢の展開が想定される。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上昇したものの、NYダウは3日ぶりに反落しこの日の安値圏で引けたことから、東京市場でもこの流れを引き継ぎ弱含みの展開が想定される。米国では新型コロナウイルスの影響に伴う経済指標の想定を上回る悪化が嫌気されており、日本でも本格化する企業の決算発表を控え、警戒感が強まりやすい。外国為替市場でドル安・円高が進行していることもネガティブ材料となる。ただ、日経平均は5連休前に570円あまりの急落をみせていたこともあり、下値では押し目買いの動きが出て下げ幅は限定的となりそうだ。

6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比218ドル45セント安の2万3664ドル64セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同45.267ポイント高の8854.388だった。

日程面では、4月のマネタリーベース、4月のオフィス空室率、3月末の税収実績など。海外では、4月の中国貿易収支、英中銀の金融政策発表、3月の米消費者信用残高、1~3月期の米労働生産性指数(速報値)など。

出所:MINKABU PRESS

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