＜注目銘柄＞＝ＣＲＩ、テレワーク関連でも活躍余地
ＣＲＩ・ミドルウェア<3698>に投資妙味が高まっている。同社は音声や映像分野に特化した基盤ソフトを開発し、多様なマルチプラットフォーム対応を強みとしている。
２０年９月期営業利益は前期比２３．６％増の４億５５００万円と２期ぶりに最高益更新を見込んでいる。同社が提供するソリューションの「ＣＲＩＷＡＲＥ」は中国市場を含む家庭用ゲーム機・クラウドゲーミング向けに拡販するほか、車載やＩｏＴ分野向けなどに需要を更に開拓する。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がるなか、同社は画像の最適化ツールのテレワーク用ライセンスの無償提供始も始めるなど注目を集めている。株価は中段保ち合いからの上放れが期待できる。（れい）