任天堂が大幅反落、21年3月期は15%営業減益見通しで失望売り誘う

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2020年5月8日 10時20分

任天堂<7974>が大幅反落している。7日の取引終了後に発表した21年3月期の連結業績予想で、売上高1兆2000億円(前期比8.3%減)、営業利益3000億円(同14.9%減)、純利益2000億円(同22.7%減)と減収減益を見込んでおり、これまで巣ごもり関連として業績への期待も高かっただけに、失望売りを誘っているようだ。

今期は「ニンテンドースイッチ」本体は1900万台(前期比9.6%減)、関連ソフト1億4000万本(同17.0%減)の販売を予定。また、想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=115円としている。年間配当は前期比250円減の840円を予定している。

なお、20年3月期決算は、売上高1兆3085億円(前の期比9.0%増)、営業利益3523億7000万円(同41.1%増)、純利益2586億4100万円(同33.3%増)だった。「スイッチ」本体の販売台数が2103万台(前の期比24.0%増)となったほか、「ポケットモンスターソード・シールド」(販売本数1737万本)、「あつまれ どうぶつの森」(同1177万本)、「マリオカート8 デラックス」(同808万本)などの貢献で「スイッチ」関連ソフトの販売本数が1億6872万本(前の期比42.3%増)と増加したことが寄与した。

出所:MINKABU PRESS

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