10万円以下で買える、売上・経常最高&低PBR 15社【東証1部】編 <割安株特集>
新型コロナウイルス感染拡大による全体相場の急落で、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では827社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。
最低投資金額が10万円以下の小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、直近の業績予想で売上高、経常利益ともに過去最高を見込み、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2))直近予想の売上高・経常利益とも過去最高を見込む、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる15社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額は8日現在)
なお、10日(日)16時00分に「10万円以下で買える、売上・経常最高&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌─経常益─┐ 実績
コード 銘柄 金額 増収率 直近予想 増益率 直近予想 PBR
<2060> フィードワン 17400 10.5 235300 18.7 5300 0.90
<9306> 東陽倉 31400 3.6 30000 5.5 1600 0.60
<8897> タカラレーベ 35500 21.2 160000 30.7 11800 0.77
<8095> イワキ 44000 3.8 64000 3.5 2400 0.72
<7987> ナカバヤシ 53500 1.5 65000 46.0 3600 0.58
<9428> クロップス 64200 4.6 42934 60.6 2114 0.82
<7619> 田中商事 69500 3.2 31000 23.8 1418 0.51
<4097> 高圧ガス 76400 5.9 90000 7.3 6200 0.71
<1879> 新日本建 76500 6.5 110000 1.1 14700 0.64
<5930> 文化シヤタ 79100 8.8 190000 6.5 11500 0.76
<3941> レンゴー 84000 4.9 685000 56.6 43000 0.74
<8934> サンフロ不 85400 36.0 72500 21.0 15500 0.66
<3176> 三洋貿易 85900 13.5 94500 2.1 6200 0.83
<6294> オカアイヨン 87900 3.5 18500 2.6 1600 0.67
<7438> コンドー 96400 9.1 63070 1.4 4080 0.90
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、PBRが倍。
増収率と増益率は前の期と比較した伸び率で単位は%。
株探ニュース