東京株式(前引け)=反落、目先利食いも下値抵抗力発揮

市況
2020年5月12日 11時46分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比41円45銭安の2万349円21銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億2027万株、売買代金概算は1兆116億9000万円。値上がり銘柄数は793、対して値下がり銘柄数は1274、変わらずは97銘柄だった。

前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちで、リスク選好ムードが一服し東京市場でも目先利益を確定しようとする動きが優勢となった。新型コロナについては中国や韓国などで再び集団感染が出ており、感染第2波に対する警戒感も上値を重くしている。ただ、下値では押し目買いも入り下げ幅も限定的となっている。本格化している決算発表に絡み、個別銘柄の株価動向は明暗を分けている。前場の売買代金はかろうじて1兆円を上回ったが、盛り上がりに欠ける。

個別では任天堂<7974>が高く、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も上昇した。資生堂<4911>も買いが優勢。タツモ<6266>が値を飛ばし、アイフル<8515>、ワールドホールディングス<2429>なども大幅高に買われた。半面、ファーストリテイリング<9983>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。塩野義製薬<4507>が売られ、ANAホールディングス<9202>も値を下げた。三越伊勢丹ホールディングス<3099>が大幅安、IBJ<6071>も大きく売られた。

出所:MINKABU PRESS

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