Jトラスト---日本および韓国の好調持続などから1Qの営業利益進捗率は93%

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2020年5月13日 18時41分

Jトラスト<8508>は12日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が195.00億円、営業利益が15.55億円、税引前利益が14.10億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が15.41億円となった。なお、前連結会計年度より決算期を3月31日から12月31日に変更したことより、2020年12月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載していない。

日本金融事業の営業収益は23.66億円、セグメント利益は11.51億円となった。債務保証残高の増加に伴い保証料収益が順調に増加した。

韓国及びモンゴル金融事業の営業収益は95.01億円、セグメント利益は21.88億円となった。前連結会計年度末に行った買取債権の売却により簿価修正益が減少した。

東南アジア金融事業の営業収益は41.02億円、セグメント損失は12.04億円となった。Jトラストロイヤル銀行の営業収益が加算された。

総合エンターテインメント事業の営業収益は16.83億円、セグメント損失は1.62億円となった。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う政府からの要請に基づく、日々の劇場公演や各アーティストのライブ、ツアー等各種イベントの自粛や、各放送局における収録の延期やロケの中止等の影響があった。

不動産事業の営業収益は10.26億円、セグメント利益は0.40億円となった。

投資事業の営業収益は2.81億円、セグメント損失は訴訟関係費用の計上等により4.73億円となった。

その他の事業の営業収益は6.87億円、セグメント損失は1.73億円となった。

2020年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が865.11億円、営業利益が16.81億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が16.57億円を見込んでいる。

通期業績予想に対する1Qの営業利益進捗率は93%に達した。とくに、日本金融事業の同進捗率は37%、韓国及びモンゴル金融事業が36%と好調に推移した。

《SF》

提供:フィスコ

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