イトーキ急騰で400円台を回復、オフィス需要の拡大で第1四半期経常は38%増益
イトーキ<7972>が続急騰し、約3カ月ぶりに400円台を回復している。25日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高377億700万円(前年同期比11.2%増)、経常利益28億8200万円(同37.6%増)に伸びており、これを好材料視する買いが向かったようだ。
首都圏や関西地区といった大都市部を中心としたオフィスの新築・移転やリニューアル需要の増加を背景に、主力とするオフィス家具の販売が大きく伸びたほか、内装工事やパーティションなども増勢だった。なお、新型コロナウイルス感染拡大による先行き不透明な状況を踏まえ、従来の通期業績予想を取り下げ未定に変更している。