Ubicomは3連騰で新高値、グローバル事業の受注拡大で今期も2ケタ成長継続へ
Ubicomホールディングス<3937>は大きく買い先行で始まり、3連騰で年初来高値を更新している。25日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は前の期比21.0%増の7億1500万円で着地。続く21年3月期の同利益も前期比17.5%増の8億4000万円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好材料視されている。
今期は高度IT技術者の不足が深刻化する中、ソフトウェア開発やテストを中心としたグローバル事業で既存顧客や新規顧客の受注が拡大するほか、メディカル事業では前期に投入した次世代レセプトチェックシステムなどが伸び、売上高は前期比9.9%増の44億3700万円を見込む。新型コロナウイルスの影響(5000万円)を加味すると前期比20%以上の経常増益になる計画だ。