博展が一時15%高、採算重視の受注が奏功し20年3月期は経常最高益達成

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2020年5月26日 9時50分

博展<2173>が続急騰。株価は前日比15.3%高の617円まで上値を伸ばし、約3カ月ぶりの高値圏に浮上している。25日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は前の期比26.5%増の6億4900万円に伸び、従来予想の5億8000万円を上回って着地。新型コロナウイルスのマイナス影響が懸念されるなか、3期連続で過去最高益を更新したことが好感されたようだ。

新型コロナウイルスの感染拡大で2月中旬以降に開催予定だった展示会・イベントの中止や延期があったものの、大規模公共施設の内装工事や大手企業の大型ショールームを請け負うなど商環境分野の売上高が伸長し、増収を確保した。採算を重視した選別受注に加え、業務オペレーションの効率化や原価コントロールを徹底したことも大幅増益につながった。

出所:MINKABU PRESS

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