<動意株・26日>(前引け)=日総工産、イトーキ、マーベラス

材料
2020年5月26日 11時35分

日総工産<6569>=上値追い鮮明。前日は57円高と値を飛ばし大勢2段上げ突入の様相をみせたが、きょうも一時47円高の769円まで買われ上げ足に勢いがついてきた。製造業向け人材派遣を手掛けるが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も懸念されるなか、4月6日に341円の安値をつけ、1月の高値から72%の急落となったが、その後は売り物が切れ次第に戻り足を鮮明としている。国内外で経済活動再開の動きが相次いでおり、製造業の人材ニーズが復活するとの読みが働いている。特に商用化が本格化している次世代通信規格5Gに絡むデバイス需要が同社の商機を高めるとの見方が強い。空売りの買い戻しも観測され株価の上げを助長している。

イトーキ<7972>=続急伸。25日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高377億700万円(前年同期比11.2%増)、経常利益28億8200万円(同37.6%増)に伸びており、これを好材料視する買いが向かったようだ。首都圏や関西地区といった大都市部を中心としたオフィスの新築・移転やリニューアル需要の増加を背景に、主力とするオフィス家具の販売が大きく伸びたほか、内装工事やパーティションなども増勢だった。なお、新型コロナウイルス感染拡大による先行き不透明な状況を踏まえ、従来の通期業績予想を取り下げ未定に変更している。

マーベラス<7844>=カイ気配。同社はアニメの企画制作などを基点にコンテンツを活用したDVDやスマートフォンゲームなどを展開している。25日取引終了後、 中国テンセント傘下のImage Frame Investmentと資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズを呼んだ。既存IP(知的財産)の強化や新規IPの創出に向けた大型投資などで連携する方針で、これによる収益成長に向けた期待が投資資金の流入を誘った。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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