株価指数先物【寄り前コメント】やや利食い優勢も経済活動の再開による回復を期待した物色が下支え

市況
2020年5月27日 8時24分

大阪6月限ナイトセッション

日経225 21280 ±0 (±0.00%)

TOPIX 1536.0 -1.0 (-0.06%)

CME先物 21275 -5

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

26日の米国市場は NYダウ ナスダック、S&P500など主要な株価指数が上昇。経済活動の再開に伴い、経済への打撃は最悪期を脱したとの見方から買い優勢の展開となった。また、米バイオ企業によるワクチンに関する報道なども材料視された。しかし、引けにかけてはトランプ政権が香港問題を巡り、中国の高官や企業に制裁を課すことを検討しているとの報道が重荷となっている。

この流れを受けて、シカゴ先物は一時2万1360円まで上昇した後に上げ幅を縮めており、清算値は2万1275円。日経225先物についても2万1360円まで上昇したが、日中終値比変わらずの2万1280円で取引を終えた。昨日の大幅上昇の反動も意識される中、やや利食い優勢から始まることになりそうだ。

もっとも、昨日のグローベックスの米株先物は、NYダウが500ドルほど高かった流れを織り込んでの上昇だったこともあり、一服場面は想定内といったところ。一方で日本市場は、米国同様に経済活動の再開による回復を期待した物色が下支えとして底堅さが意識されるだろう。

米中対立への警戒感から上値追いは慎重になりそうだが、底堅さが意識される局面においては、ショートポジションには傾ける動きはないだろう。足元では年金資金とみられるインデックス買いが断続的に流入していることも、売り込みづらくさせそうだ。

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