株価指数先物【引け後コメント】ナイトセッションで2万3000円に乗せ、改めて買い直す動きに

市況
2020年6月5日 17時19分

大証6月限

日経225 22870 +110 (+0.48%)

TOPIX 1615.0 +7.0 (+0.43%)

日経225先物は、前日比110円高(+0.48%)の2万2870円で日中取引を終了。米国市場が小動きだったこともあり、前日の寄り付き以降の利益確定の流れが続く形から、寄り付きは2万2680円とシカゴ先物清算値の2万2725円を下回って始まった。ただし、現物の寄り付き直後に2万2560円まで下押す場面がみられたが、その後は方向感に欠けるものの、2万2600円を上回っての底堅い値動きが続いた。

前引けの TOPIXが0.33%となり、若干は日銀のETF買い入れへの期待もあってか、後場に入るとじりじりと下げ幅を縮める展開に。大引けにかけてはショートカバーを交えた切り返しとなり、現物の大引け後には2万2900円を付ける場面もみられた。グローベックスの米株先物はNYダウが200ドルほどの上昇をみせていたことから、米雇用統計通過後のアク抜けへの思惑にもつながったとみられる。

手口面では来週の先物オプション特別清算指数算出(SQ)に向けた売買が中心であり、日経225先物は、みずほが期近での売り越しが目立つが、期先では買い越しとなっており、ロールオーバーが中心となっている。TOPIX先物ではゴールドマンが期近で売り越しが目立つが、期先では買い越しであり、ロング傾向にあるだろう。

なお、ナイトセッションでは2万3000円を回復してきている。過熱警戒感からいったんは利益確定に向かわせていたが、2万3000円を明確に突破してくるようだと、もう一段のショートカバーを誘う流れになりやすいだろう。また、ロング筋にとっては、改めて買い直す動きにも向かわせよう。

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