伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月8日記)
日経平均株価は、勢いの強い上昇の流れへ入っているため、長く上昇を継続しない公算です。
目先すぐに戻り高値をつける動きになるか、遅くても、来週初めには、上値を抑えられるかのどちらかの展開が考えられます。
勢いの強い上昇が戻り高値をつける場面では、多くの市場参加者がはっきりとこれ以上へ行きにくいと認識できる値動きがあらわれると考えられます。
大陽線をつけて、翌日、上ヒゲの長い線になる、陰線をつけて被せ線になる、弱気の抱き線のパターンになるなどがその典型です。
本日、上げ幅の大きな動きになるなら、目先、上値を抑えられる可能性を考えておきます。
⇒⇒ 株探プレミアムでは「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日の朝)を配信中!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース