ギフトが続落、20年10月期業績及び配当予想を下方修正
ギフト<9279>が続落している。前週末5日の取引終了後、20年10月期の連結業績予想について、売上高を118億2500万円から108億8000万円(前期比20.2%増)へ、営業利益を11億8500万円から5億6900万円(同43.4%減)へ、純利益を6億4000万円から1億3200万円(同74.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
国内事業は新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言を政府が解除したことで、各自治体も飲食事業者への営業時間短縮要請を緩和する状況にある一方、米国の感染拡大が国内より深刻な状況にあることなどを踏まえて、来客数が予想を下回り、人件費などの固定費の回収が進まないことが予想されるためという。
また、業績予想の修正に伴い、従来15円を予定していた期末一括配当を10円に引き下げるとあわせて発表した。なお、前期実績(30円)に対しては20円の減配になる予定だ。