クレオスは反発、生分解性プラスチックの衣類用接着シートを共同開発
GSIクレオス<8101>は反発、一時12%超高に買われた。きょう午前、島田商事(大阪市)、明和グラビア(大阪府東大阪市)と業界初となる生分解性プラスチックを用いた衣類用接着シートを開発したと発表しており、これが好感されている。
同製品は、生分解性に優れた樹脂「Mater-Bi(マタビー)」を原料とする、溶剤を含まないメッシュの接着シートで、柔軟性に富み、接着性が高いことが特長という。今後、島田商事がアパレル用途を中心に普及を進め、また明和グラビアとともにアパレル用途以外のその他商材への展開も視野に入れながら、環境配慮型の商材を開発、提供する。GSIクレオスは、プラスチックごみ問題の解決に貢献すべく、さまざまな分野でマタビーの製品化を進めていくとしている。なお同製品は、デサント<8114>の環境配慮と快適性を両立した新ライン「RE:DESCENTE SEED」に使用されているとしている。