「スマホゲーム」が12位にランク、巣ごもり継続で根強い人気<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
2 5G
3 SaaS
5 テレワーク
6 コロナウイルス
8 人工知能
9 半導体
10 遠隔医療
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「スマホゲーム」が12位となっている。
春先から、新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴う「巣ごもり」需要の一つとしてスマートフォンゲームが拡大している。モバイル市場データプラットフォームを提供するApp Annie Japan(アップアニージャパン、東京都千代田区)の4月30日の発表によると、エンターテインメントアプリの平均課金額は、20年1月平均と3月平均の比較で世界全体において2%増加、日本においては15%の増加を記録したという。
スマホゲームは、スマホの普及とともにゲーム市場拡大の牽引役を担っており、5G(第5世代移動通信システム)の登場で今後更なる成長が見込まれているカテゴリーだ。5月25日には、緊急事態宣言が解除され、国内外において経済活動が再開している。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が再び警戒されていることから、人と接触しないエンターテインメントとしてのスマホゲーム市場の成長を加速させる可能性が高まっており、これがテーマとしての「スマホゲーム」への根強い人気につながっているようだ。
関連銘柄では、アクセルマーク<3624>からゲーム事業の全部または一部を譲受することで基本合意したと発表したオルトプラス<3672>が大幅反発したほか、グリー<3632>やディー・エヌ・エー<2432>も堅調。きょう引け後に決算発表を控えているブシロード<7803>も注目されている。なお、6月23日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更するミクシィ<2121>は前日まで3連騰していたが、この日は反落している。