クロスフォーが大幅3日続落、20年7月期業績予想を下方修正し期末一括配当を無配へ
クロスフォー<7810>が大幅安で3日続落している。25日の取引終了後、20年7月期の連結業績予想について、売上高を38億5000万円から22億4100万円(前期比35.8%減)へ、営業損益を2億円の黒字から5億500万円の赤字(前期6100万円の黒字)へ、最終損益を1億2600万円の黒字から6億円の赤字(同1300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
19年10月の消費税増税による消費マインドの低下に加えて、20年4月に発令された緊急事態宣言により、販売先である全国の百貨店、商業施設の営業が自粛となり、またジュエリー・アクセサリー関係の催事も軒並み中止となったことが要因。また、海外でも、香港・ラスベガス・イスタンブールの展示会が延期または中止となったことなどが要因としている。
また、業績予想の下方修正に伴い、1円60銭を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表しており、これも売り材料視されている。