学研HDが反発、未定としていた20年9月期は2%営業増益見込む

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2020年7月1日 9時16分

学研ホールディングス<9470>が反発している。6月30日の取引終了後、未定としていた20年9月期連結業績について、売上高1410億円(前期比0.3%増)、営業利益46億円(同1.7%増)、純利益19億5000万円(同0.5%増)を見込むと発表したことが好感されている。

緊急事態宣言が全て解除されたことで学校教育や経済活動が段階的に再開され、また自治体ごとの小・中学校の夏休み期間が発表されたことを踏まえて公表したという。教育分野で学研教室・進学塾など新学期の募集活動ができなかったことにより会員数が落ち込む一方、従来型の対面授業に加え、緊急事態宣言下で立ち上げたオンライン授業により会員獲得を図ることが寄与する見通し。また、医療福祉サービス事業ではサービス付き高齢者向け住宅の開業遅延があるものの、感染防止対策の徹底により安定的な事業運営が継続する見込みとしている。

出所:MINKABU PRESS

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