株価指数先物【昼のコメント】反発狙いの押し目買いも入れづらいところ

市況
2020年7月1日 12時18分

日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の2万2220円(-0.04%)前後で推移している。米国市場の上昇の流れを受けて、日経225先物は買い先行で始まり、寄り付きは2万2310円とシカゴ先物清算値(2万2285円)を上回って始まった。しかし、現物の寄り付き直後に付けた2万2330円を高値に、その後は2万2250~2万2300円辺りでの狭いレンジ取引が続き、現物の前引けにかけて弱含みとなっている。

前引けのTOPIXは0.45%の下落となっており、後場は日銀のETF買い入れに伴う需給が下支えとなるかは微妙な水準。ETF買い入れは無いとの見方からか、日経225先物は前引け後に2万2150円まで下げ幅を広げている。グローベックスのNYダウ先物は70ドル安程度で推移。一方で、中国上海指数や香港ハンセン指数は小じっかりで推移しており、方向感をつかみづらくさせている。

日経225先物は25日移動平均線に上値を抑えられる形であり、本日は寄り付き水準を高値にじりじりと弱含む展開をみせている。仕掛け的なショート、もしくはロング筋の利益確定を見極めづらく、反発狙いの押し目買いも入りづらいだろう。レンジ相場が継続しているため2万2100円辺りを下回ってくるようだと押し目買いもみられそうだが、前場の出来高は14800枚程度であり、参加者が限られる中でこう着が続きそうである。

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