「ドライブレコーダー」が25位にランク、あおり運転厳罰化で関心急上昇<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドライブレコーダー」が25位と急上昇してきた。
あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が6月30日に施行されたことが、注目度の上昇につながっているようだ。これまで明確な定義がなく、そのものの罰則がなかったあおり運転は「妨害運転」と規定され、「通行区分違反」「急ブレーキ」「車間距離不保持」「急な進路変更・割り込み」「左からの追い越し」「ハイビーム」「執拗なクラクション」「幅寄せ・蛇行」「高速道路上の低速走行」「高速道路上の駐停車」の10項目を違反の対象とした。罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金となり、免許は即取り消しで再取得できない欠格期間は最大3年となる。
仮にあおり運転を立件しようとすると客観的な証拠の収集が不可欠となるが、ここで威力を発揮するのがドライブレコーダーだ。ソニー損保が19年11月に発表した「2019年 全国カーライフ実態調査」によると、ドライブレコーダーの普及率は32.1%。今回、改正道交法施行と、これがさまざまなメディアで取り上げられたことをきっかけに普及が進む可能性がある。
この日の関連株ではオートウェーブ<2666>、ホットマン<3190>が堅調。エコモット<3987>、テクノホライゾン・ホールディングス<6629>なども高い。