<動意株・3日>(大引け)=Ciメディカ、コラボス、Hameeなど

材料
2020年7月3日 15時07分

歯愛メディカル<3540>=大幅高で5日ぶり反発。午後1時ごろ、電力小売事業を手掛ける四つ葉電力(大阪市北区)の株式を追加取得するとともに、同じく電力小売事業を手掛けるワンレクトホールディングス(石川県金沢市)株式の一部を取得し、両社を子会社化すると発表。これによる、電力・エネルギー事業の強化を期待した買いが入っているようだ。

コラボス<3908>=一時ストップ高。2日の取引終了後、ソフトフォンサービス「COLLABOS PHONE」に、コールセンターの業務運営をサポートする新たな機能を追加したと発表しており、これが材料視されている。今回の新機能の追加は、中期経営計画で掲げた戦略の一つである「AI技術を活用した新コールセンターソリューションのリリース(2022年3月期まで)」の一環として開発。「お客様設定変更画面」の改修やレポート機能の改修、待ち呼表示などの機能を新たに追加しており、これらにより管理業務の効率化や応答率の向上、システム安定性の向上などを実現するとしている。

Hamee<3134>=反発。前引け後に、クラウド型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」の拡張機能として、人工知能(AI)全自動メルマガ運用アプリ「manekine(マネキネ)」のリリースに向けたクローズドβテストを開始したと発表しており、これが好感されている。同アプリは、同社がこれまで培ってきた「レコメンドメール自動配信」アプリの技術や、ネクストエンジンサービスの提供によって蓄積されたノウハウを活用して開発したもので、AIがEC運営者に代わってメルマガの運用を行うというもの。βテスト期間は7月16日までで、正式リリースは7月27日を予定。同社では正式リリース日が決定次第、改めてアプリの詳細を発表するとしている。

スシローグローバルホールディングス<3563>=9日ぶり急反発。同社は2日、6月度の月次情報を公表。既存店売上高は前年同月比2.1%減となり、4月(44.4%減)や5月(18.6%減)から減収率が縮小傾向にあることが好感されているようだ。既存店の客数が前年同月比10.8%減(5月は34.6%減)に改善したことや、既存店客単価が同9.8%増(5月は24.5%増)となったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同3.1%増と4カ月ぶりに前年実績を上回った。

オプティム<3694>=4日ぶり反発。2日の取引終了後、医療業界のデジタルトランスフォーメーションをテーマとした医療メディア「Medical DX(メディカルディーエックス)」をオープンしたと発表しており、これが好材料視されている。「Medical DX」は医療・介護現場などの医師・看護師・研究者といった実際にシステムを利用する側の人々に向けて、活用事例やノウハウを中心に発信し、現場で活用できるメディアを目標に開設。疾患を認識してから診断、治療、その後の生活に至るまでに患者がたどる道のりに合わせて、「予防」「診断」「治療・手術」「介護」「創薬」などのカテゴリーで、人工知能(AI)・IoT・ビッグデータを活用したシステムやデバイスを取り上げ、実例やノウハウを中心に紹介するとしている。

JTOWER<4485>=急伸。同社は通信インフラシェアリングを国内外で展開するが、次世代通信規格5Gの商用サービス開始に伴いビジネスチャンスが広がっている。2日取引終了後、三菱UFJリース<8593>と資本・業務提携することを発表した。5Gの通信インフラシェアリング分野で協働を推進する計画で、今後の業容拡大への期待を背景に投資資金が流入する形となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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