ログイン
2020年7月4日 10時00分
市況

富田隆弥の【CHART CLUB】 「もみ合いからの放れに注目」

◆2日、東京都の新型コロナウイルス新規感染者が100人を超えた。検査態勢の拡充や夜の街関係者(若者)の感染増加など以前と状況は異なれど、感染者が再び増加していることは事実であり気掛かりだ。5日に都知事選が終わる。小池都知事(再選の場合)は移動自粛など何らかの要請を再び発表する可能性があり、その時は株式市場に影響を与えることも想定される。

◆そして、米国。こちらの感染者数はケタ違いで、1日の新規感染者は5万2770人と過去最多を更新。感染拡大を受けて17州が経済活動再開を休止するという。2日に発表された6月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比480万人増と統計開始以降で最多となり、市場予想の300万人を大幅に上回った。先月(5月、269万9000人増)に続くビッグサプライズに2日の米株式市場は上昇で反応した。ただ、この集計は6月12~13日頃で、急ペースでの感染再拡大が騒がれる前であった点を考慮しておきたい。

日経平均株価(2日終値2万2145円)だが、6月後半から2万2000円台でもみ合いが続く。チャートは200日移動平均線(2日時点、2万1872円)や52週移動平均線(2万1700円近辺)を下支えに踊り場を形成するが、6月9日の高値2万3185円(ザラバ)からのスピード調整もひと月を経過。次の動きがいつ生じてもおかしくなく、上放れか下放れか、放れる方向が当面のポイントになるのは言うまでもない。

NYダウ(1日終値2万5734ドル)も6月8日に高値2万7580ドル(ザラバ)を付けたあとは、2万5000ドル台でもみ合いが続く。ただ、日足チャートは200日移動平均線(2万6260ドル)と25日移動平均線(2万5995ドル)を割り込み「注意信号」を灯している。波動では直近6月26日のザラバ安値2万4971ドルがポイントで、これを割り込むと「陰転信号」が灯るので注視しておきたい。

(7月2日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

株探ニュース

富田隆弥

CHART CLUB
▶︎著者ページ一覧

関連記事・情報

  1. 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 7月5日版
  2. 【村瀬智一が読む!深層マーケット】 ─ コロナ禍を跳ね返す成長期待株の押し目.. (07/04)
  3. 来週の相場で注目すべき3つのポイント:日米コロナ2次感染状況、米非製造業ISM.. (07/04)
  4. コロナ相場でしくじり、とりでみなみさんの教訓~第2回 (07/03)
  5. 今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、新型コロナ感染の再拡大懸念が重荷 (07/04)
  6. 今週の【話題株ダイジェスト】 クレアHD、フルッタ、IPS (6月29日~7月3日)
  7. レーティング週報【2段階格上げ↑】 (6月29日-7月3日)
  8. 逆風下の最高益、四半期【連続更新】銘柄リスト <成長株特集> (07/02)
  9. 10万円以下で買える、高利回り・低PER・低PBR 26社【東証1部】編 <割安株特集> (07/03)
  10. 来週の決算発表予定 ファストリ、イオン、セブン&アイなど (7月6日~10日)

人気ニュース (直近8時間)

  1. 1
    【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月25日発表分) 注目
  2. 2
    新「量子コンピューター関連」特選株、“時空超え大相場”に夢託す6銘柄 <株探トップ特集> 特集
  3. 3
    上方修正“先回り”、20年2月期【業績上振れ】候補リスト <成長株特集> 特集
  4. 4
    【杉村富生の短期相場観測】 ─ 各論(銘柄)勝負の投資戦術が有効! 市況
  5. 5
    【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 騰勢復活の重石となる米国市場、M&A関連など内需株が突破口に! 市況
人気ニュースベスト30を見る
ログイン プレミアム会員登録
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。
投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、 China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.