東京金概況:上昇、新型コロナ警戒で安全資産の金需要旺盛

市況
2020年7月7日 15時55分

TOCOM金 21年6月限・日中取引終値:6169円(前日日中取引終値↑28円)

・推移レンジ:高値6173円-安値6160円

7日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇した。世界の新型コロナ感染者数が増え続ける中で、感染症専門家239人が新型コロナウイルスの空気感染リスクを指摘するリポートを公開したことなどもあり、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感はさらに高まった。安全資産とされる金の需要は旺盛で、金先物は堅調に推移した。取引終了前に、外為市場で1ドル=107円50銭台と、午前の円の高値から30銭ほど円安・ドル高に振れたことも、金先物価格を押し上げた。

《YN》

提供:フィスコ

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