米国株見通し:下げ渋りか、いったん調整も追加刺激策に期待

市況
2020年7月7日 16時01分

(15時40分現在)

S&P500先物      3,159.88(-12.12)

ナスダック100先物  10,588.75(-9.75)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は150ドル安。NY原油先物(WTI)も下げ、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

3連休明けとなった6日の取引で、主要3指数は続伸。堅調地合いを維持し、ダウは459ドル高の26287ドルで取引を終えた。中国株高が欧米市場に波及し、株買い優勢の展開となった。この日発表されたISM非製造業景況指数が製造業に続き経済活動の拡大・縮小の境目である50を上回ったほか、サービス業PMIは上方修正され、経済の早期回復を見込んだ買いが強まり指数を押し上げた。

本日はいったん調整が強まる可能性があろう。米国内で新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されるなか、買いは縮小しそうだ。アリゾナなど複数の州で制限措置の後に感染者数は増加する傾向が鮮明で、先行きの回復を鈍らせる要因として意識される。ただ、中国株の続伸でリスク選好ムードは継続する見通し。一方、トランプ政権の中枢はコロナ対策をめぐり製造業向けの追加刺激策を示唆しており、期待感から下げは小幅にとどまりそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

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