ダイトーケミが続急騰、半導体と新型コロナの2大テーマで物色人気高まる
ダイトーケミックス<4366>が続急騰。一時100円高(13.6%高)に買われる人気となり一気に800円台を回復、5月につけた年初来高値765円を大幅更新した。感光性材料でトップシェアを誇るが、特に半導体向けなどで強みを発揮、世界的に回復局面にある半導体市況の恩恵享受が見込まれている。一方、医薬中間体分野での展開にも期待が大きい。米国だけでなく日本でも新型コロナウイルスの収束の糸口が見えないなか、新型コロナウイルス治療薬候補として期待される「アビガン」の中間体の製造・供給を開始しており、コロナ薬関連としても注目度が高い。