三光合成が大幅続落、前期最終利益を増益予想から一転赤字に修正
三光合成<7888>が大幅続落している。7日の取引終了後、集計中の20年5月期連結業績について、売上高が580億円から507億1600万円(前期比8.0%減)へ、営業利益が16億円から6億9400万円(同69.2%減)へ、最終利益が7億円の黒字から4億600万円の赤字(前の期13億5200万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
新型コロナウイルスの感染拡大による各国政府の外出禁止令などにより海外子会社で操業停止が相次いだことに加えて、主要顧客である自動車メーカーが世界規模で減産や操業停止したことを受けて生産活動が停滞したことが要因としている。なお、従来7円を予定していた期末配当を5円減額の2円にするとあわせて発表しており、年間配当は9円となる。