機械受注を好感/後場の投資戦略

市況
2020年7月9日 12時30分

日経平均 : 22486.01 (+47.36)

TOPIX  : 1552.61 (-4.62)

[後場の投資戦略]

本日の日経平均は、堅調な海外市場や市場予想を上回る経済指標が発表されたわりには、方向感に乏しく上値の重い値動きが続いている。米政府高官発言による米中関係の悪化懸念があることや、国内では大雨の被害について日銀総裁が「実体経済への影響を注視」と慎重な見方を示したことで、手を出し難い環境となっているようだ。また、一服感のあった大雨も10日にかけて再び大雨のおそれと報じられており、このこともリスクセンチメントを低下させているようである。これらのことから、後場も前日終値を挟んだ値動きが続くものと思われる。一方、新興市場は、政府や経済団体の脱ハンコ宣言で、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>やJMDC<4483>など電子政府関連銘柄が強含みしており相場をけん引している。

ただし、東京都のコロナ患者が昨日に100人を割り込んだことで、時価総額上位のアンジェス<4563>などバイオ関連株は上値が重い値動きとなっている。ワクチン関連は実験の成功や予算の獲得など新たな材料が待たれる状況となっており手を出し難い環境が続くことが予想される。

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.