来週の為替相場見通し=ドル安・円高基調の継続が焦点に

通貨
2020年7月10日 18時14分

来週の外国為替市場のドル円相場は、足もとで進行しているドル安・円高基調が続くかどうかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=106円00~107円70銭。

107円台を中心とする往来圏がしばらく続いたが、今日は一時106円70銭台までドルは下落し、往来相場を抜け出しつつある。特に、米国の新型コロナウイルス感染者拡大の動きとNYダウやナスダック指数の動向などが注目されそうだ。来週は、国内では14~15日に日銀金融政策決定会合が開催されるが、政策は据え置かれるとの見方が多い。また、海外では14日に中国6月貿易収支、15日に米6月鉱工業生産が発表される。特に、16日の中国4~6月期国内総生産(GDP)と中国6月小売売上高などが注目される。17日には米6月住宅着工件数が公表される。

出所:MINKABU PRESS

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