「SaaS」が18位にランク、テレワーク普及による利用拡大で根強い人気<注目テーマ>

特集
2020年7月17日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

2 半導体

3 テレワーク

4 コロナウイルス

5 5G

6 水害対策

7 グローバルニッチ

8 人工知能

9 半導体製造装置

10 国土強靱化

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「SaaS」が18位と根強い人気を保っている。

SaaS(サース)はソフトウェアをクラウド上で利用する形態の一つ。新型コロナウイルス感染症の影響で、中小企業でもテレワーク の導入や会議・打ち合わせのオンライン化などが進みつつあり、こうしたビジネスのさまざまなシーンでSaaSの利用が広がっている。それに伴い、関連企業のビジネスチャンスも拡大している。

もともとSaaSは、業務の効率化につながることから注目されていた。日本生産性本部によると、2018年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は46.8ドルで、OECD(経済協力開発機構)加盟36カ国中21位だった。主要先進7カ国の中では1970年以降、最下位の状況が続いている。

労働生産性を高めるには、労働時間の短縮につながる仕組みの導入が必要だが、SaaSはこうした課題の解決につながるものとしても注目されていた。テレワークの普及で、これに拍車がかかると期待されており、これがテーマとしての根強い人気につながっているといえる。

この日は、AWSなどのクラウド導入支援を行うテラスカイ<3915>が大幅高しているほか、フィルタリングソフトのデジタルアーツ<2326>、企業向けビジネスデータサービスを展開するユーザベース<3966>などが上昇している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.