日電硝が後場プラスに転じる、フォルダブルディスプレーのカバーガラス用に世界最薄ガラスを開発

材料
2020年7月21日 13時57分

日本電気硝子<5214>が後場プラスに転じている。午後1時ごろ、フォルダブルディスプレーのカバーガラス用に世界最薄となる薄さ25マイクロメートル(0.025ミリメートル)の化学強化専用ガラス「Dinorex UTG」の開発に成功したと発表しており、これが好感されている。

Dinorex UTGは、同社のディスプレイー用薄板ガラスの製造で培ったオーバーフロー技術によって成形され、高い表面平滑性と板厚の均一性により曲げ特性に優れているのが特徴。これまで、薄い化学強化ガラスを作る場合は、厚い元板から薬液を使用して化学的にガラスを均一に溶かして板厚を薄くするスリミングと呼ばれる方法を行う必要があったが、Dinorex UTGは、ガラス成形工程で直接薄い板ガラスを作ることが可能なため、スリミング工程を省くことができ、環境負荷物質の使用削減とコストダウンを実現することができるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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