外為サマリー:107円30銭台に上昇、EU復興基金の合意成立後にユーロ下落

通貨
2020年7月21日 15時41分

21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円33銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=122円83銭前後と同8銭程度のユーロ高・円安で推移している。

正午過ぎに欧州連合(EU)首脳会議で、新型コロナウイルスで打撃を被る国々を支援する「復興基金」の設立で合意したと伝わった。同基金を巡っては5日目の協議となる長期交渉となっていたが、合意報道が伝わると午後0時20分過ぎに1ユーロ=1.1470ドル近辺まで上昇した。しかし、買い一巡後は一転売られ午後1時50分過ぎに1.1420ドル台まで下落した。このユーロの値動きに対して、ドル円相場はドル高・円安となり午前に107円20銭台で推移していたドルは午後に入り107円30銭台に上昇した。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1443ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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