22日の株式相場見通し=上値重い、円高など背景に利食い先行か

市況
2020年7月22日 7時59分

22日の東京株式市場は、上値の重い展開となりそうだ。前日の欧州株市場が総じて高かったほか、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が上昇一服となったもののNYダウが続伸したことでリスク選好の流れは維持されている。前日に行われたEU首脳会議では、新型コロナウイルスに関する復興基金7500億ユーロで合意しており、これがポジティブ材料となった。ただ、この材料について東京市場では前日の相場で織り込みが進んでいたこともあって株価へのプラス効果は限定的といえ、足もとは利益確定の売りが先行しそうだ。外国為替市場では1ドル=106円台後半の推移と円高が進行しており、これが主力ハイテク株など中心に向かい風となる。日経平均株価は2万2000円台後半で売り物をこなす展開が想定される。

21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比159ドル53セント高の2万6840ドル40セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同86.728ポイント安の1万680.364だった。

日程面では、きょうは6月の全国スーパー売上高、7月の月例経済報告など。海外では6月の米中古住宅販売件数など。米20年債の入札も予定。

出所:MINKABU PRESS

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