ハイアス Research Memo(6):2021年4月期は増収・大幅増益を見込むも、保守的な利益計画

特集
2020年7月22日 8時36分

■今後の見通し

ハイアス・アンド・カンパニー<6192>の2021年4月期の連結業績予想については、売上高が8,430百万円(前期比6.4%増)、営業利益が310百万円(同60.1%増)、経常利益が280百万円(同52.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が129百万円(同452.3%増)を見込んでいる。売上高については前期に引き続き過去最高を更新、各利益指標については前期比大幅増ながらも、新型コロナウイルス感染症の影響が続くリスクを見て保守的な利益計画を組んでいるようだ。

事業別では、コンサルティング事業の順調な売上拡大(前期比254百万円増)及び営業利益貢献(同75百万円増)に加え、建築施工事業での売上高拡大(前期実績は1,354百万円→予想は1,900百万円)や営業損益改善(同133百万円の損失→同70百万円の損失)に負うところが大きい。

「R+house」ほか各商材及びコンサルティング事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響がこれ以上広がらない限りは順調に拡大すると思われることから、利益指標については保守的に予想しており、通期予想値の達成は困難ではないものと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

《YM》

提供:フィスコ

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