東京株式(前引け)=反落、ハイテク株中心に買い手控えムード

市況
2020年7月22日 11時39分

22日前引けの日経平均株価は前営業日比55円47銭安の2万2828円75銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億3582万株、売買代金概算は9231億9000万円。値上がり銘柄数は758、対して値下がり銘柄数は1300、変わらずは109銘柄だった。

前日の米国株市場ではNYダウが高かったものの後半失速し、ナスダック総合指数が反落するなど軟調で、リスクオンのムードには乏しい。国内外で新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が拭えないなか、4連休を前にした東京市場でも買い手控えムードが強い。半導体関連などハイテク株に利益確定の売りが出る一方、建設や銀行など内需の一角に買い戻しが入った。また、非鉄や石油などの景気敏感株にも上昇するものが目立ったが、全体相場を押し上げるには力不足。前場の売買代金は1兆円に届かなかった。

個別ではソニー<6758>が冴えず、レーザーテック<6920>も軟調。武田薬品工業<4502>も売りに押された。ACCESS<4813>が大幅安となったほか、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>、北の達人コーポレーション<2930>なども大きく値を下げた。enish<3667>も安い。半面、日本電産<6594>が高く、村田製作所<6981>も上昇した。信越化学工業<4063>も買い優勢。ファナック<6954>もしっかり。NISSHA<7915>、モリテック スチール<5986>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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