「妙味株」一本釣り!スペシャル4連弾(4) ─ 扶桑化学 <連休特別企画>

注目
2020年7月26日 9時00分

●扶桑化学 <4368>  【目標株価】5300円(22日終値4175円)

「半導体関連需要が好調」

扶桑化学工業 <4368> に注目したい。同社は半導体研磨 用材料の超高純度コロイダルシリカでシェアトップ。また、食品加工や化粧品開発などに使われるリンゴ酸のトップ企業としても知られている。

半導体デバイスの微細化の進展や世界的な需要拡大で、市場では同社の半導体研磨用材料の高い成長性が評価されている。またリンゴ酸の市場も順調な成長が見込まれている。

20年3月期の連結純利益は前の期比1.9%増の70億1400万円と最高益を更新。半導体研磨材料など電子材料事業やリンゴ酸などライフサイエンス事業が順調だった。茨城県の鹿島事務所に建設したリンゴ酸製造設備が優遇税制で法人税の控除を受けたこともあり、最終利益は当初予想を上回って着地した。

21年3月期は、半導体需要の一服が見込まれていることもあり、連結純利益は前期比20.2%減の56億円が予想されている。ただ、市場では半導体需要は底堅いとみており、同利益は60億円強に増額修正されると試算している。22年3月期の同利益は75億円前後と再び最高益を更新する見込みだ。

株価は半導体関連需要の伸びを材料に上昇基調を強め、7月に入り17年6月高値4085円を更新し、上場来高値圏に躍り出ている。株価は来期以降の業績最高益を評価し、5000円乗せから一段高を目指す展開が期待できる。

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