HUグループが反発、新型コロナウイルス及びインフルウイルスの同一検体を用いた迅速抗原検査が可能

材料
2020年7月28日 10時35分

H.U.グループホールディングス<4544>が3日ぶりに反発している。27日の取引終了後、連結子会社の富士レビオが、新型コロナウイルス抗原の迅速診断キット「エスプラインSARS-CoV-2」で用いる検体処理液が、インフルエンザウイルス抗原の迅速診断キット「エスプラインインフルエンザA&B-N」でも使用できることを確認したと発表しており、これが好材料視されている。

新型コロナウイルス感染症とインフルエンザウイルス感染症は、発熱や呼吸器疾患など感染初期の特徴が似ていることから、同社はインフルエンザウイルスが流行する冬期に向けてこの2つの感染症を簡便に判定する検査の重要性が増すと想定。今回の確認により、新型コロナウイルス抗原およびインフルエンザウイルス抗原の2検査を同一の鼻咽頭拭い液検体で行うことが可能となり、検体採取が1回で済むことから、検体採取時の患者の負担軽減や医療従事者の感染リスクを低減することに貢献するとしている。なお、同件による21年3月期業績への影響は精査中としている。

出所:MINKABU PRESS

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