東京株式(前引け)=小反発、米株高好感も戻り売り圧力強い

市況
2020年7月30日 11時43分

30日前引けの日経平均株価は前営業日比11円18銭高の2万2408円29銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は5億3091万株、売買代金概算は9611億2000万円。値上がり銘柄数は695、対して値下がり銘柄数は1355、変わらずは105銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場では、買い優勢で始まったもののその後は上値の重さが露呈し戻り売りに押し返される格好となった。前日の米株市場で主要株指数がFOMCの結果を受け軒並み高かったことはポジティブ材料だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念や、決算発表が本格化するなか、冴えない企業業績への警戒感が買いを手控えさせている。前場終盤の午前11時過ぎから売り圧力が強まり日経平均は値を消す形となったが、プラス圏はキープした。ただし、値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っており、TOPIXはマイナス。また、前場の売買代金は1兆円に届かなかった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなし高いほか、ソニー<6758>も堅調。エムスリー<2413>も商いを伴い値を飛ばした。日本電産<6594>も物色人気に。ブラス<2424>がストップ高に買われ、イーブックイニシアティブジャパン<3658>、ディー・エル・イー<3686>なども値を飛ばした。半面、花王<4452>が売られ、資生堂<4911>も大きく値を下げた。神戸物産<3038>も安い。オリエンタルランド<4661>も売りに押された。ぐるなび<2440>が急落、三越伊勢丹ホールディングス<3099>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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